新米は秋の日本の一大イベントです。
美味しいお米、日本人の大好きなご飯、そのお米の一番美味しい時期が新米の時期ですよね。
特にこの9月、10月は全国でたわわに実って頭を垂れた稲が刈り取られその新鮮なお米が新米として世の中に出回ります。
いまや外国の方も日本のお米の美味しさに触れ世界に日本の美味しいお米が広がるのも、日本の農家さんや研究者さんが3千年、またそれ以上の歴史の中で努力して美味しいお米を作ってくれたからです。
お米を一番美味しく食べられるのは？新米は「鮮度が命」
新米がおいしく食べられるのは、精米してから暑い８、9月で1週間から2週間、寒くなる10月以降は1ヶ月程といわれています。
農家や米販売店では長く美味しく保つために低温貯蔵をしています。
つまり、温度によって鮮度が劣化して美味しさが失われていくということです。
暑い地方の方はこれより早く劣化する可能性がありますし、保管場所が暑いところにおいているならばそれも劣化の原因となり、せっかく美味しい新米を精米したてて買ったとしても時間が経つと美味しさが時間とともに失われていきます。
美味しく食べられる適量を買おう
今年は猛暑の夏になっており、お米の劣化も激しいだろうと想像できます。
お米の保管温度は10℃以下がよいとされていて、暑い地域の普通のご家庭なら冷蔵庫で保管するしかありません。
冷蔵庫や低温保管庫等のないご家庭では、美味しい間に消費してしまう、つまり食べてしまった方がいいわけです。
ですから、できるだけ早く食べてしまえる量を購入したほうがいいわけです。
何日で食べてしまうか（消費）考えてみよう
お米が美味しく長持ちするポイントは
- 精米したて
- 温度10℃以下で長持ち
- 低温保管庫や冷蔵庫に保管できるか？
このあたりがポイントです。
気温は住む地域によって様々ですし、家の構造によっても昔の家屋は土間があったりして低温の場所があったりしますが、現代の家やマンションでは機密性がよくなったので家中暖かい家屋が多くなっていると思われます。つまりお米を美味しく保管するには難しくなっているわけです。
いったい何キロ買ったほうがいいのか？
ご家庭の地域や気温、低温保管庫があるなしでお米の美味しい期間が変わってしまうので、上記のポイントを押さえて、また、「8、9月は１～2週間、10月以降は1ヶ月」という目安も参考にして自分で判断するしかありません。
新米を美味しく食べる為の購入キロ数は？（一覧表）
例えば新米を一週間で食べてしまえば最高に美味しい時期に全部食べてしまえるわけです。
食べてしまいたい期間と毎日炊く合数が重なったところが購入目安のキロ数になります。
例えば毎日3合を炊くご家庭で2週間で消費したいなら、6.3kgが購入の目安になります。
毎日3合より多いご家庭は5kgと2kgで7kg。少ないご家庭は5kg購入したらいいでしょう。
※合は計り方等によって誤差が生じます。この表は目安や参考にお使いください。
